【読書記録38冊目】戦略の教室
おはようございます。けんです。
木曜日ですね。今週緊急事態宣言も解除になるのか気になるところです。最近は自分に不足している能力が多すぎて、日々絶望してます。まあ、前向きにどうすれば改善できるか考えながら、日々行動中です。。。
海外ドラマSUITS見ながら英語勉強できるなとか思いますが、しっかりリラックスのために見ています。
話を戻して本日は、「戦略の教室」という本を読みました。
「賢者は歴史から学び、愚者は経験から学ぶ」と言われているので、少しでも賢者に近付けるようにと思い読みました。笑
【読書日記 38冊目】
<タイトル> 戦略の教室
<著者> 鈴木 博毅
背景・問題意識
過去の戦争、革命、ビジネスにおける共通点をエッセンスとしてまとめた本で、エッセンスrが詰め込まれた本です。様々な歴史上人物(孫武、アレクサンダー大王、豊臣秀吉など)や有名人(ドラッガー、大前研一、チャンドラー)が何をしてきたのかが描かれています。
学び
孫武「孫子」
敵の意表をついて、小が大に勝つ
「孫子」という戦略書を孫武が書いたということがまず知りませんでした。孫子という人がいるんやと思い込んでました。
さて、本題ですが、小が大に勝つには戦略として2つあります。
1)相手の強みとは違う場所で勝負する
2)張り合うことで敵が疲弊するポイントを攻める
例えば「俺のフレンチ」「俺のイタリアン」では一流の料理人が作った料理を食べることができるお店ですが、「一流の料理人が、一流の食材を使い、かつ低価格」で食べることができます。
高級店には真似できない(張り合うことで疲弊する)格安で提供すること(相手の強みと異なる)でビジネスをしています。
フレデリックランチェスター「ランチェスターの法則」
科学的な数理モデルで、弱くても勝つ
ここでは、数理モデルが解いた「弱者の戦略」と「強者の戦略」が描かれています。
弱者は一騎討ちにて勝ち、強者は集中砲火で勝つ。
弱者の戦略:一騎討ちの法則
強者の戦略:集中効果の法則
例えば、銃を持った10人対5人で闘う場合、弾丸は10発、5発発射されます。10人に5発の弾丸が襲います。5人に10発の弾丸が襲います。
10人に5発の弾丸が当たる確率は、50%
5人に10発の弾丸が当たる確率は、200%
つまり事実上兵力さが、2倍であっても実際には4倍の戦力差になります。
この法則が示すことは、兵力が少ない場合、1人対1人に持ち込むべきです。そうすると、5人は確実に倒せるのです。
ビジネスに置き換えると、中小企業が開発したユニークな商品を大企業が模倣し、最終的には大企業が勝つことが多く見られます。中小企業は一対一のビジネスで大企業と戦わないといけないということになります。
ランチャスターの法則を俗な表現をすれば、市場優位の法則は弱いものいじめの法則であるということに他なりません。
ガワー、クスマノ「プラットフォーム・リーダーシップ」
他社を競争させて、自社の利益を最大化する
急速に近年勢いを増しているプラットフォームビジネスがあります。例えばAmazon、Facebook、YouTubeなどが有名ですね。
プラットフォームはあくまで場を提供しているだけです。あくまでも主役になるのは、参加者であり、参加企業、一般消費者であることが重要になります。
まとめ
様々なビジネスエッセンスが詰め込まれておりとても勉強になりました。知識として入れてどのように使えるのかが今後大事だと思いました。
今日の気づき
最近本読むのほんまに早くなってきた。ベランダコーヒーも冷める前に読めるくらいになってる!
それでは平日ラスト頑張りましょ!
けん。